イギリスでの会社設立は企業の国籍を問わず同じルールが適用されます。基本定款、付属定款、宣誓書、会社設立証明書、登記料などが必要です。企業形態により設立手続きが異なります。イギリスで新規に会社を登記する場合、以下のものを提出しなければなりません。 1.様式10−会社役員、登記予定事務所の所在地等に関する概要 2.様式12−法令に準拠している旨の法定宣誓書 3.基本定款(Memorandum of Association)−会社名、登記の場所、会社の所在地および目的を定め たもの 4.付属定款(Articles of Association)−会社内部の運営についての規定 5.登記料−20ポンドあるいは50ポンド(即日発行)、オンライン登録の場合は15ポンドあるいは30ポンド (即日発行)でサービスが受けられる。
イギリスの地形図イギリスの国土はグレートブリテン島と、アイルランド海をへだてたアイルランド島の北部(北アイルランド)、およびその周辺のいくつかの島からなる。グレート・ブリテン島は中部から南部を占めるイングランド、西部のウェールズ、北部のスコットランドに大別される。イングランドの大部分は岩の多い低地からなり、西から東へと順に並べると、北西の山がちな地域(湖沼地帯のカンブリア山脈)、北部(ペニンネスの湿地帯、ピーク・ディストリクトの石灰岩の丘陵地帯。パーベック島、コッツウォルズ、リンカーンシャーの石灰岩質の丘陵地帯)から南イングランドの泥炭質のノース・ダウンズ、サウス・ダウンズ、チルターンにいたる。イングランドを流れる主な河川は、テムズ川、セヴァーン川、トレント川、ウーズ川である。主な都市はロンドン、バーミンガム、ヨーク、ニューカッスル・アポン・タインなど。イングランド南部のドーヴァーには、英仏海峡トンネルがあり、対岸のフランスと連絡する。イングランドには標高 1000m を超える地点はない。ウェールズは山がちで、最高峰は標高 1,085m のスノードン山である。本土の北にアングルシー島がある。ウェールズの首都また最大の都市はカーディフで、南ウェールズに位置する。 スコットランドは地理的に多様で、南部および東部は比較的標高が低く、ベン・ネヴィスを含む北部および西部は標高が高い。ベン・ネヴィスはイギリスの最高地点で標高 1343 m である。スコットランドには数多くの半島、湾、ロッホと呼ばれる湖があり、グレートブリテン島最大の淡水湖であるネス湖もスコットランドに位置する。スコットランドの西部また北部の海域には、ヘブリディーズ諸島、オークニー諸島、シェットランド諸島を含む大小さまざまな島が位置する。スコットランドの主要都市は首都エディンバラ、グラスゴー、アバディーンである。北アイルランドは、アイルランド島の北東部を占め、ほとんどは丘陵地である。主要都市はベルファストとデリーである。現在イギリスは大小あわせて 1098 ほどの島々からなる。ほとんどは自然の島だが、いくつかはクランノグといわれる、過去の時代に石と木を骨組みに作られ、しだいに廃棄物で大きくなっていった人工の島がある。イギリスの大半はなだらかな丘陵地及び平原で占められており、国土のおよそ90%が可住地となっている。そのため、国土面積自体は日本のおよそ3分の2(本州と四国を併せた程度)であるが、可住地面積は逆に日本の倍近くに及んでいる。