公的助成金制度とは
助成金とは、会社や個人事業の積極的な取組みに対し、国や省庁等が行う金銭給付による支援制度をいいます。財源は雇用保険料等です。例えば、「雇入れ」「雇用維持」「教育訓練・職業訓練」等を行ったときに、助成金制度を活用することができます。助成金は給付金ですから、返済の必要はありません。使い道も自由です。ただし、どの助成金にも、厳密な受給要件があり申請すれば誰でも受給できるわけではありません。また、通常、助成金の受給日までには申請から早くても6か月以上(助成金の種類によっては1年以上)かかります。ですから、会社設立時の運転資金として助成金の給付をあてにするのは難しいでしょう。助成金の申請した雇入れ前後に会社都合による従業員の解雇があった場合や、他の助成金の支給を受けたことがある場合には対象助成金が支給されない場合がありますのでご注意ください。
下記に現在有効な公的助成金・奨励金をまとめてあります。なお、助成金額及び助成率は中小企業(大企業を除く)に対する金額を記載しております。 ※平成25年2月1日現在の助成金・奨励金制度の情報です。 各都道府県によって申請の時期や順序、添付書類等が異なる場合がありますので、 実際に申請をお考えの場合は直接、申請機関等においても内容を確認してください。 通常時の雇用に対する助成金
■試行雇用奨励金(トライアル雇用)
■特定就職困難者雇用開発助成金
■高年齢者雇用開発特別奨励金
■派遣労働者雇用安定化特別奨励金 ※平成25年3月31日廃止予定
パート等を正社員化する場合の助成金
■均衡待遇・正社員化推進奨励金 ※平成25年3月31日廃止予定
会社を設立し雇用する場合の助成金
■中小企業基盤人材確保助成金 ※平成25年3月31日廃止予定
■受給資格者創業支援助成金 ※平成25年3月31日廃止予定
教育訓練(キャリア形成)に対する助成
■キャリア形成促進助成金
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