河川、港湾等の水底をしゅんせつ(水底の土砂などをさらうこと)する工事です。
<例 示>
しゅんせつ工事など
■補則
浚渫(しゅんせつ、dredging)とは、港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る土木工事のこと。浚渫作業用の船舶を浚渫船(しゅんせつせん)という。
河川部においては、上流からの堆積土砂のため川底が浅くなり、河川の流量が確保できなくなることから水害防止のために行われることが多い。 河口部付近では、船舶の航路の確保のために行われることが多い。浚渫された土砂は、廃棄物扱いされるため、安易な投棄は認められないので、水底土砂判定基準による確認が必要である(海洋投棄は、1996年発効のロンドン条約にて制限を受ける)一方、川砂はコンクリートの骨材や埋戻材などに重宝されることから、近隣の建設現場などでリユース、リサイクルされる状況にある。汚泥や底質汚染を除去するためにも行われる。
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